未分類
ユンボの処分はどうする?買取・下取り・廃車の違いを解説
ユンボの処分はどうする?買取・下取り・廃車の違いを解説
admin_juki

ユンボを処分する3つの方法|廃車費用・買取相場について

ユンボ(油圧ショベル)を処分する必要があるとき、どのような方法があるのでしょうか?

ユンボの処分は、「買取業者へ依頼する」「下取りに出す」「廃車にする」など複数の方法があります。どの方法を選ぶかによって費用・手続き・相場が大きく異なります。

この記事では、ユンボ処分の3つの方法とそれぞれの特徴や流れ、選び方を詳しく解説。処分費用や買取相場についてもお伝えします。

不要になったユンボの処分方法について、必要な情報をわかりやすくまとめているので、経営者や担当者の方はぜひ最後までご覧ください。

ユンボの処分方法3つ

ユンボ(油圧ショベル)を処分するには、「買取」「下取り」「解体」の3つのルートがあります。

  1. 買取:ユンボを重機買取業者に買い取ってもらう
  2. 下取り:新しいユンボを買うとき、古いユンボを引き取ってもらう
  3. 廃車:ユンボを解体して処分する

それぞれ手間や費用が異なるため、状況に合わせた選択が重要です。

各処分方法の特徴や流れを解説します。

①買取業者に依頼する方法

買取業者への依頼は、ユンボの処分方法として特におすすめです。

買取業者に査定してもらい、金額面で双方が同意できれば、スムーズにユンボを処分できます。運搬や名義変更などの手続きも買取業者が行うため、利用者側の負担もほとんどありません。

動かないユンボや古い機種でも、海外再販や部品リサイクルのルートを持っている買取業者なら、思わぬ高値で買い取ってもらえる可能性があります。特に、アジア圏などの新興国では日本製ユンボの需要が高いため、海外販路に強い買取業者を選ぶことが高額買取のポイントです。

古いユンボを売ったお金で新しいユンボを買えば、最小限のコストで機械を入れ替えられます。

買取の流れ
  1. ①無料査定を依頼(オンラインまたは電話)
  2. ②現地査定・引取日を調整(稼働・不動を問わず対応)
  3. ③引取・売却代金の受取
買取で処分するときのポイント
  • 出張費用などの手数料がない業者を選ぶ
  • 海外販路に強い業者を選ぶ
  • 名義変更などの各種手続きを代行してもらえるか確認する

②下取りに出す方法(新機種に更新する場合)

新しいユンボを購入する場合、下取りを利用して処分する方法もあります。

下取りとは、メーカーや販売店が古い機械を引き取り、新車購入の値引きに反映する方法です。購入と処分を同時に進められるので、新機種への更新作業を最短で終わらせられます。

ただし、下取り価格は相場が低く、買取より安値になるケースが一般的です。また、ユンボの状態や型式によっては下取り対象にならない場合もあります。

手間の少なさを重視するなら下取り、価格を重視するなら買取と、自身の希望に応じて使い分けると良いでしょう。

下取りの流れ
  1. ①新機種を選定し、見積時に下取り希望を伝える
  2. ②販売店で査定を受け、下取り価格を提示される
  3. ③契約後に値引き額として反映
下取りで処分するときのポイント
  • 下取りと買取の両方で査定を受け、両者の価格を比較してみる。
  • ディーラーには下取りありとなしの2種類の見積もりをしてもらう。
  • 「時間」と「売却益」のどちらを重視するか考えておく。

③廃車処分する方法

買取も下取りのできないユンボの場合、廃車処分を行います。

解体やその後の分別処理は、法令に従って適切に行う必要があるため、専門の産業廃棄物処理業者などに依頼することをおすすめします。

買取・下取りとは異なり費用はかかりますが、ユンボを放置していると事故や盗難につながるかもしれません。売れないからといって放置するのではなく、速やかに廃車手続きを行いましょう。

廃車の流れ
  1. ①専門業者に依頼する
  2. ②自走で持ち込み、もしくは引取に来てもらう
  3. ③管轄機関で永久抹消登録をする(ナンバープレートがある場合)
廃車で処分するときのポイント
  • 廃棄証明書類を必ず受け取る(税務処理で必要)
  • 運輸局もしくは軽自動車協会で永久抹消登録を行う(ナンバープレートありの場合)
  • 先に買取査定を受けてから判断する(不動車や旧年式でも買取可能な場合があるため)

ユンボ処分にかかる廃車費用・買取相場

ユンボの廃車費用や買取相場は、年数・状態・サイズ(小型〜大型)によって大きく異なります。

動作するかどうかだけでなく、キャタピラ(ゴムクローラー)や油圧系の状態、部品の再利用可能性も重要です。

ここでは、ユンボ処分費用・買取価格の相場について詳しく解説します。

廃車するときの平均費用:トータルで3万~10万円前後

ユンボの廃車に必要な費用は、以下のような内訳になります。

  • レッカー費用:1万~3万円程度
  • 解体費用:1万~5万円程度
  • 永久抹消申請費用:1万円程度

サイズが大きいほどレッカー費用や解体費用は高くなり、大型ユンボだと10万円以上かかる場合もあります。

買取価格の相場:10万〜1,500万円が目安

ユンボの買取相場は、小型なら10万〜300万円前後、中型以上なら300万〜1,500万円程度と、サイズによって価格帯が異なります。

また、状態やメーカー、年式などによって変動するため、上記はあくまで目安と考えましょう。

高値で買い取ってもらうコツとしては、以下のような工夫が挙げられます。

  • 査定前に清掃や簡易整備を行う
  • 複数台をまとめて査定してもらう
  • 付属品やアタッチメントごと買い取ってもらう

査定する買取業者によっては数十万円の価格差が生じるため、なるべく複数の買取業者を比較しましょう。

まずは重機買取業者への相談がおすすめ

ここまでユンボの処分方法を3つ紹介しましたが、特におすすめなのは重機買取業者への相談です。

理由は費用をかけずに処分できる可能性が高く、さらに思わぬ高値で売却できるケースもあるからです。

【処分方法の比較】
処分方法 費用 手間 売却価格
買取 0円(買取代金により数十万円~数百万円の収益) 少ない 高い
下取り 0円(値引き扱い) 普通 やや低い
廃車 3〜10万円(費用発生) 多い なし

買取が他の方法より有利なのは、「資産としての再利用価値」がある点です。

たとえエンジンが動かなくても、キャタピラ・油圧ポンプ・ショベルアームなどの部品に需要があり、売却益を得られる見込みがあります。売ったお金を買替費用に充てれば、下取りよりもお得です。

最近では無料査定・即日引取・オンライン見積もりなど、利便性の高いサービスが増えています。これらを活用すれば、スムーズにユンボを処分できるため、時間的な手間も最小限に抑えられます。

まとめ

ユンボの処分は、「買取」「下取り」「解体」の3つの方法があり、選ぶ方法によって費用や手間が大きく変わります。

まずは買取でいくらになるか調べ、あまり高く売れないなら下取り、まったく値がつかないなら廃車と、段階的な検討がおすすめです。

壊れたユンボでも思わぬ高値がつく場合があるため、どんな状態でも最初から「売れない」と考えるのではなく、まずは無料査定を受けてみましょう。

記事URLをコピーしました